こんにちは。
のりたろうです。
本日のトライアスロントレーニング
本日は5kmランニングを行おうと思っています。
ロードバイクはまだ納車されておらず、ライドはできませんが、1週間後が楽しみで仕方ないです。
早朝しか使える機会はないかもしれませんが、これからたくさん乗っていきたいと思っています。
スルーする技術について
最近の上司とのいざこざの件があり、人の言うことをスルーする技術も必要だと保健師さんからアドバイスをもらったので、「プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術」みき いちたろう著を読み始めました。
精神が不安定な人間が発する言葉にどれほどの価値があるか
人が精神的な状態を維持するためには公的空間が必要であると記載されています。
公的空間とは、公的規範や社会での位置や役割が影響する空間のことを言います。
公的領域は、私的な公的空間であり、主観的な社会的規範や役割が影響すると考える空間のことで、この公的領域は、私的な思考を整理し、安定した自我と公的な人格を形成します。
この公的領域が崩れると人間は精神的に不安定になります。
公的空間の対義語として私的空間がありますが、私的空間は公的領域には含まれません。
そのため、人は感情を整理せず、気ままに振る舞うことがあります。
例えば、DVや車の煽り運転といったものは、私的空間で行われます。
公的空間では、ある程度、その空間に合わせた言動を行うことが求められるため、起こらないことが私的空間であると起こってしまいます。
また、身体的余裕のなさ(睡眠不足、栄養不足、運動不足)や精神的余裕のなさ(ストレス、プレッシャーなど)でも、人間は精神的に不安定になるようです。
確かに、睡眠不足やお腹が減っている時は、精神的にイライラすることが多いように思います。
このような条件によって、人は精神状態が容易に変わって、態度に出てしまうということでした。
このような少しの条件で不安定になってしまう人間の言葉はどこまで信頼に値するか真偽が怪しくなります。
さらに、人は、自分はすごい、自分は人より優れているということを示したいがために言葉を使うこともあり、あの漫画家の手塚治虫ですら、競争心や嫉妬心から出る発言によって、よく同業者とトラブルになっていたということです。
世間的に成功している人、評価されている人だからといって、その人が発する言葉が本当に的を得たことを言っているかどうかは分からないということが説明されています。
人間はそもそもが自己中心的な生き物であり、自分の立ち位置を保つために言葉を発するし、人を自分の思い通りにするために言葉を使うことが多々あるのは、社会に生きていればよく遭遇することです。
確かに、DVや親の指導でも、お前のためを思って言ってるんだということの裏には大体自分自身を守る目的が見え隠れするものが多い気がします。
今まで、小学生から教えられてきた「人の話は素直に聞くこと」というのをナイーブに信じていた僕にはかなり痛烈に響く言葉の数々が書かれています。
まだ、半分程度しか読めていませんが、一旦本日はここまで。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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