こんにちは。
のりたろうです。
今日は、大腸の検査を受けに、病院に行きました。
実は、以前、血便が出たということで、今日行った病院とは違う病院で大腸内視鏡検査を行ったところ、2つポリープが見つかりました。
そのうちの1つが神経内分泌腫瘍と呼ばれるものだったようで、今後の治療を決めるために、大きな総合病院に検査をしに行ったというわけです。
大きな総合病院に行ったことがある方はわかると思うのですが、非常に待機時間が長いです。
予約していた時間になっても検査は始まらず、予定の時間になっても検査は終わらず、その後の検査結果の説明はなかなか始まらず。
ですので、待ち時間の間に、11月にある友人の結婚式の友人挨拶を考えていました。
大学の友人なのですが、一緒に参加する友人に考えたスピーチ内容を確認してもらうと、真面目な内容だねという返答が。
私も、自分が面白いキャラではないし、普段からそれほど話が面白い方ではないので仕方ないのですが、人生に1度きりの結婚式なので、なんとか盛り上げたいなという気持ちがあります。
そこで、本を読むことにしました。
「なぜ、あなたの話はつまらないのか」美濃部達宏 著
私が選んだ本は、放送作家の美濃部達宏さんが書かれた「なぜ、あなたの話はつまらないのか」です。
美濃部さんは、秋元康さんに師事し、放送作家としてテレビ番組をTBSで作られてきた方です。
面白い話の構成やテクニックが簡潔にまとめられていたので、この本を読むことにしました。
面白い話をするために話の「構成」を考える
面白い話をするには、話の構成を考えることが必要だと、「なぜ、あなたの話はつまらないのか」には記載されています。
具体的に、構成を考えるための2ステップとしては、
・おもしろく伝えるために必要な要素をチョイスする
・チョイスした要素をより面白く伝えるために順序を立てる
となります。
僕の場合は、面白く伝えるために、友人の学生時代の面白エピソードをチョイスし、順序立てる必要があるということになります。
話が面白いとは
そして、重要なこととして、「面白い話というのは、作り手の発信する面白さが受け手にも「共感」されること」だと述べられていました。
つまり、面白い話かどうかは、受け手(聞き手)が決めるものということです。
僕の場合は、僕が面白いと思ったエピソードが結婚披露宴に来られている来客の人たちから共感が得られれば、面白い話で、場を温めることができるということです。
話が面白い、面白くないを深掘りして考えたことなかったなあと感じ、確かに共感できて、「そうそう!そういうことあるよね!」とか「うわー、そんなことあるんかー」みたいな共感が取れていれば話は面白いと感じますよね。
話をする際のテクニックとしても、共感を引き出すために、たとえ話をすることや話題を家族ネタ(誰でも共感しやすい)にするなどがあるとのことでした。
「なぜ、あなたの話はつまらないのか」を読んで
今回、美濃部さんのこの本を読んで、構成の大事さと人間における共感の重要性について改めて認識できました。
仕事でもそうですが、共感によって人は動くのだと思います。
つまり、共感を意図的に作り出せるか。
意図的という部分が重要で、たまに偶然できることは誰でもあると思うのですが、意図して自分で作り出せるか、いつでも共感を呼べるかがその人の印象を決めます。
コンスタントに話が面白い人に、仕事ができる人が多いのは共感を作り出せることが理由なのかもと思いました。
本書には話が面白くなるテクニックもたくさん記載されているので、気になる方は是非お手に取って読んでみてください!
友人挨拶の内容も、ブラッシュアップして、共感を作り出せる人間になれるように、ちょっと工夫してみたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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